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人間の現実的・生物的解析


これは長年の個人的研究による、人間の現実的・生物的・情報処理的な理論解析である。

概要


人文・社会科学は厳密さにおいて自然科学・医学に劣っている。また自然科学・医学は全体としての整合性を持つが、人文・社会科学にはない。自然科学・医学が一体的な繋がりを持つのに比べて、人文・社会科学の繋がりは不明確である。
これらを改善するため、人間の包括的・網羅的な理論解析を考案した。徹底した論理性・現実性と情報処理的手法に特徴がある。当解析は非常に難解であり、論理的な難解さと、普通から遠い難解さを兼ね備えている。

当解析は人間に関する事象を自然科学・医学の側に寄せて繋げ、人間を「現実化・生物化」するものである。人文・社会科学を含む、人間に関する様々な事象を包括的に解析した。現実と「メタな認識・規則」を使い、具体的な各種の精神疾患や社会構造などを説明できる。人間の現実化・生物化により解析を明確化でき、全体としての整合性を持たせる事ができる。これにより、人間に関する事象を自然科学・医学のように発展させる事が可能になる。
人間も一種の情報処理体と言えるので、情報処理の手法を応用して厳密な解析を行った。当解析は人間の情報処理的なリバースエンジニアリングに近い。厳密な演繹的論理構造を積み上げる事で、包括的・網羅的な理論解析を可能とした。

既存学問に対する適用を以下に示す。

当解析の位置付けを以下に示す。自然科学・医学は厳密で整合しており、全体として一体的である。人文・社会科学は非厳密で不整合であり、全体としてバラバラである。自然科学・医学は現実が対象で正しい。人文・社会科学は人間が対象で、相対的に誤っている。当解析は厳密で整合しており、自然科学・医学側に対して一体的である。論理展開は自然科学・医学を元にして人文・社会科学に向かう。
当解析は厳密・現実的で難解である。厳密・現実的な議論でないと、当解析で検討できない。厳密な言葉の定義や、論理への当てはめなどが必要である。事象に対して当解析の論理を当てはめるのが難しい。既存の人文・社会科学の曖昧な議論では、当解析での評価をする事もできない。



当解析は論理構造が通常と異なり難解である。根本的に論理構造自体をメタに扱っている。また多方向の論理が相互に関連したり、途中で論理が方向転換したりする。紛らわしい概念も多く、正しく理解するには論理を追う必要がある。適用部分だけ見ても正確には分からない。それでも中核構造はある程度単純である。精神疾患・犯罪・暴力・国家・戦争・貨幣・産業などが中核構造と関連する。

理論解析として必要なのは全体としての整合性と具体性である。これについては十分な検討ができている。細部の事象の検討は十分とは言いにくいが、具体的な検証が可能な状態にはある。
現代でも人間・社会には様々な問題が存在する。当解析を元に現実的・具体的分析をすれば、これらの問題を改善できる。ただし当解析は難解なので容易でない。当解析は現代人にとって厳しい内容である。
当解析は「人間的で素晴らしいもの」でなく、「現実的・論理的で役立つもの」である。必要なのは「素晴らしい曖昧な人間」でなく「現実的・明確で整合した真の人間」である。当解析が示す行先は現実的・生物的で整合した世界であり、普通から遠い世界である。普通から遠いため現実的・論理的に見ないと意味が分からない。当解析は、普通の人間にとって感覚的・感情的に受け入れがたい内容である。実際には普通レベルから問題の多い現代を、当解析により現実的に改善できる。

人間・現実と規則


特に重要なのは「人間・現実と規則」の解析である。人間は曖昧で現実は明確である。現実の明確さにより自然科学・医学は発展してきた。人間も現実化・生物化すれば明確化・整合し発展できる。人間は知的生物である。「現実化・生物化した人間」と現実に合うという制限下で、可能な限り明確な規則を作成する必要がある。
「現実化・生物化した人間」は生息状況として見るのが分かりやすい。

「人間・現実と規則」の解析に基づく「人間に対する考え方の正誤」を以下に示す。これも難解なので注意が必要である。
正誤考え方詳細
正しい現実的かつ生物的明確・整合、生息状況、真の人間・感情、知的生物
条件付現実的生物的なら正しい
論理的、合理的現実的かつ生物的なら正しい
誤り人間的、感情的曖昧・不整合
機械的生物的でない
動物的、野性的、人間以外の生物的知的でない

「人間・現実と規則」の解析については、主要部分のスライドで記載している(概要−「人間・現実と規則」の解析)。この論理構造を理解する事が重要である。この部分は当解析の中核であり、かつ当解析の方法論を示すものでもある。
「人間・現実と規則」の解析による「人間が曖昧な理由」を簡単に説明すると、人間の内部を明確に見る事ができないからである。

認識の修正


当解析では認識をモデルの集合体とする。誤った認識において、人間は曖昧でバラバラ・不整合である。現実は「人間と別のもの」と理解される。この認識全体を修正する必要がある。人間の認識を「現実的・生物的な真の人間」に修正すれば、人間全体で明確化・整合する。現実も人間と整合するように修正する。これが正しい認識である。



動物と人間の脳の先天的・後天的部分を比較する。「現実化・生物的な真の人間」は先天的部分であり、認識は後天的部分の一部である。動物の後天的部分は弱く、先天的部分に追従する。一方で人間の脳の後天的部分はとても強い。そのため先天的部分から独立して不整合を起こす。これは後天的部分の根本問題であり、先天的部分に合わせる必要がある。現実に対する科学技術は後天的部分の進歩によるものであり、人間の生物的進化ではない。後天的部分にはさらなる進歩が必要である。

認識の修正対象として自己の理解が重要だが、真の自己は分かりにくい。自己の生息状況として見るのが分かりやすい。
正しい認識が不十分なまま現実化すると、うつになる可能性がある。
当解析を使えば、「正しい感情」や「誤り方」なども具体的に分析できる。

中核構造


中核構造の概要を以下に示す。





精神疾患・問題行動に関する中核構造を以下に示す。



精神疾患・問題行動に関する中核構造の利用案を以下に示す。



社会に関する中核構造を以下に示す。



社会に関する中核構造の利用案を以下に示す。

利用方法





スライドと全体


人間の現実的・生物的解析 主要部分(スライド)

人間の現実的・生物的解析(全体、長いので注意)

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